朝4時半にたたき起こされるbyババア。
5時にPRを出て(追い出されて)5時半にタクシーつかまえる(ちなみに外はすげー寒い&暗い)。
代理店の言うことには6時30分にリラ行きのバスがターミナル(オクチャ・クペル)からあるはずだった。
が、しかし!
そこはソフィア、見事に裏切ってくださる。
しかもブルガリア人には99%英語は通じない。
ターミナルで路頭に迷っている哀れな子羊2人に1筋の光が!
1人の背の高いおっちゃんが英語とブルガリア語を操り助けてくれた。
そのおっちゃんも途中まで同じ方向だったんで連れられてドゥプニッツァ?へ。
そこで別々のバスだったが時間があったんで、おっちゃんがコーヒーおごってくれた。
彼はヨルダン人でブルガリアの大使館に9年間務めているという。
他にもルーマニア、スウェーデンの大使館にいたらしい。
横浜にも3年前、来たことがあるそうだ。
おっちゃんはブカレストは危ない所だから行かんほうがいいって言ってた。
他にもいろんな話をしてくれた。
う~ん、いいおっちゃんや。
そして代わりにバスのチケットも買ってくれた。
カフェにいる間、何度かバスを見てくると言って、行っては帰ってきてたが、3,4回目には帰ってこなかった。
探しに行ってもいない。
もう行ってしまったのか?
バス代は払ったけどチケットがない。
あのおっちゃんは何だったのか?
親切にしてくれたのは間違いない。
けどバス代はどこに?
でも2人で4LV(250円)だし、おっちゃんがうちらをだましたとしても金額が少ない。
やっぱ見に行った時、自分のバスが出てしまうのでそのまま行ってしまったんだろう。
だまされたとしても4LVだし、ここにくる間、すげーおっちゃんがいてくれて助かったし。
奴はいい人だったに違いない。
でもサヨナラを言いたかったなあ。
そっからバスに乗ってリラ村へ。
朝からそうだったけど周りの景色はすげー霧。
雪の跡もちらほら。しかも寒い。でもキレイな景色。
途中に野良馬とかもいた。
リラ村には10時くらいに着いたが、そっから僧院までのバスが1日1本しかない。
12:40まで暇する。
そこでボザを飲んだ。不思議な味や。
リラ僧院は標高2700M。
着いた時は高山病にかかっちまった。
まず宿を探して下がレストランの宿に泊まる。
1人5$でこのクソ寒いのに暖房なし。
おいおい死ぬだろう(しかもボロイ)
下でメシくってリラの僧院へ。
たしかにキレイだけど(フレスコ画もスゴイけど)7時間かけて、冬に来る価値があるかは?だ。
高山病で頭いてーし。
サクッと僧院の中みて宿で昼寝。
夜、夕食くおうと思って外に出るが、ふざけたことにレストランは閉まってる。
まじキレそう。まだ8時だぞ?
しゃーないんで近くのホテルのレストランへ(ここしかやってない)。
外に出て夜空に浮かぶ星の多さだけはすごかった。
ブルガリアにはこの星しかいいとこないんか!
寒~い宿に帰って、高山病と寒さと闘いながら眠りにつく。
もう2度とこの国には来ない気がする。
(exp+7 134)